より自由度の高いデザインが実現できる外断熱工法

性能だけではなく、デザインからも工法を選択できるようになりました

これまで私たちがRC外断熱工法を採用する際には、そのほとんどでGRC(ガラス繊維補強セメント板)と発泡ポリスチレンフォームが一体となった外断熱パネルを採用してきました。
この商品の特徴は、高い断熱性能はもちろんのこと、コンクリートの質感に非常に近いパネルの表情から、シンプルで堅牢なデザインの外観デザインが実現できることです。LDKの多くのRC外断熱住宅はこのパネルによって生み出されており、我々のデザインの特徴でもあります。

一方で、このパネルとは異なるデザイン(モルタルや石貼りなど)を採用しようとなると、ちょっと技術面で工夫が必要です。もともと発泡材の断熱材を外部に使用することは認められておりませんので、断熱材を火や熱から守るための下地づくりが欠かせません。また、RCの躯体に比べて変形しやすい断熱材は、地震などの揺れの際に、外壁のひび割れの原因となる可能性が高くなります。従いまして、理論上は成立する外断熱工法も、施工時の技術的な工夫によって、美しさを保てる建物となるか否かが決まってしまいます。

そこで我々は、外断熱工法の先進であるドイツのalsecco社の外断熱システムに注目し、採用を始めました。同社は高い塗り壁技術と、ヨーロッパでもいち早く外断熱工法を発売した会社です。

RC住宅のコラム「より自由度の高いデザインが実現できる外断熱工法」

同社の外断熱工法の特徴は、断熱材に外断熱自体が耐火性に優れる不燃材であるロックウールを使用していることです。繊維系断熱材は圧縮に弱く、施工技術が伴わないとフカフカの外壁になってしまうため、外断熱工法に採用されることはほとんどありませんでしたが、特殊構造のロックウールを使用することでより火災・熱に強いことが大きな特徴です。
同社では、塗り壁の高い技術を用いて、圧縮に弱い繊維系断熱材を使用しながらも堅牢な外断熱工法を開発しました。
この工法を採用することで仕上バリエーションに対応でき、多彩なカラーバリエーションの塗り壁や、タイル・特殊な仕上などの重さのある外壁材の使用も可能になります。

LDKホームでは、デザインコンセプトに応じて、パネルを使用した外断熱工法、塗り壁による外断熱工法を使い分けてご提案しています。

現在施工中の池尻のRC住宅にて、alsecco社の外断熱工法を採用しています。我々としても完成が待ち遠しいです。

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